vanimasa's blog

どこかの技術者の備忘録的な

Surface Laptop 3を買った

タイトルの通り,Microsoftが出しているノートPCであるSurface Laptop 3を買った。

買うまでに少し悩んだ部分があるのでそのメモ的な。

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大学入学時にSSD 128GB RAM 4GBのLet's noteを買ってもらい,卒業まで使っていたが研究室に配属されて研究を始めたころからストレージが少なくてMATLABIllustratorなどの重いソフトを入れることが出来ず,度々面倒であった。大学院では給付の奨学金を頂く機会も頂いたため,自分の作業環境への投資ということで新しいノートPCの購入を考えていた。

いくつか調べる中で,Surface Laptop 3とASUSのZenbookが候補に挙がった。

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Zenbookの魅力は(個人的には)そのコスパSurface Laptopと比べると8GB / 512GB で11万円台というのが魅力的であった。CPUは双方ともIntel Core i5だが,Surfaceは第10世代のものを内蔵しているので性能面ではSurfaceが勝る。ただ,普段の用途を考えるとあまり気にならない程度の差である。一方でZenbookにはNVIDIAのグラボが積まれており,動画の閲覧や編集などをしたい場合は非常に良さそうに感じた。

また,Zenbookの特徴の一つとして,タッチパッド部分がScreen Padと言い,サブスクリーンとしても使えるという独特の仕様を持っている。様々なレビューを見た限りかなり個人で好き嫌いが分かれそうな印象であった。

Amazonやら,いろんなレビューサイトやらを眺めていても何も分からなかったので,家電量販店で実機を見ることにした。が,Zenbookに関しては全然置いていない。有楽町のビッグカメラでやっと初めて見かけたレベルである。実機を触ってみて思ったSurface Laptop 3とZenbookの良いところ,悪いところをまとめてみる。

Surface Laptop 3

良いところ

Surface Laptopの良さは,使い心地にあると感じた。まず見た目が非常にスマートであり,好みであった。また,コバルトブルーの色が非常に個人的に刺さったので見た目からとても気に入っていた。また,閉じた状態からどこも抑えることなく指一本でディスプレイを開くことができる。ノートPCはたいてい片方を抑えながら開ける必要があるが,これがないので非常にストレスフリーである。

また,コバルトブルーは内側の素材にアルカンターラという特殊な素材を使っており,ひんやりした感触もなくやさしい手触りで良さそうであった。これは一度触らないと分からないので,百聞は一触に如かず的な思考で実機を触ってみてほしい。

タッチパッドも大きく,操作がスムーズにできそうなのもよかった。Let's noteはタッチパッドが小さいので結構ストレスになることがあったりなかったり。

コスパは良くないが,学割があった。MicrosoftのHPから直接買うと1割引きで買え,さらに18000円のキャッシュバックがあったので,3万円以上お得だった。3万円以上割引されても高いが,ないより良かった。

悪いところ
  • タッチパネルはいらない
  • 入出力が弱い(USB, USB-C, イヤホンジャック, 充電用ポートのみ)
  • コスパが相対的に悪い

一方で,タッチパネルはいらないと感じた。タブレットライクに使えるSurface Proならまだしも,Laptopは画面をタッチしたいと思うことがほぼないので過剰なスペックである。タッチパネルじゃなくていいから安くしてほしい。

また,入出力周りが弱く拡張ハブがほぼ必須なのは悲しい部分である。現在使っているLet's noteは入出力に関しては最強で困ったことがなかった分悲しい。まあハブを買えば解決するので少し妥協。

また,Zenbookと比べるとお高いのでコスパも求めてはいけない。価格的な意味で8GB/ 512GBモデルを作ってほしいと個人的には思った。

Zenbook

良いところ
  • コスパが相対的に良い(ストレージを大きくできるのが良さげだった)
  • 性能が(コスパ的な意味で)良い
  • 入出力はHDMIがあるので最低限賄える
  • 画面がPC本体の大きさに対して大きい

Zenbookはやはりコスパが良い。11万円台でグラボ付きかつ512GBのSSDは魅力的である。同じ予算で比較するとZenbookのほうが性能が高そうであった。

また,HDMI端子はあるので最低限ハブなどなしで賄えそうなのでよかった(Surfaceよりマシというだけだが)。

画面もギリギリまで広がっていて,PCのサイズに対して画面が大きい印象を受けた。

悪いところ
  • Screen padいらない
  • デザイン性がSurface圧勝

Zenbookにしなかった理由がここに詰まっている。まずScreen Padだが,基本使わなさそうな感じだったので余計であった。タッチパッドは触れる回数も多く,その周りでストレスを感じるのはコスパ以上に厳しいものがありそうだった。

また,デザイン性が個人的にはSurfaceのほうが圧倒的に良かった。Zenbookは少し横長な形なのだが,あまり好きになりきれず...。キーボードもSurfaceのほうが打ちやすかったので,普段かなり長く触れる部分で勝てなかったためにSurfaceを選択した。

 

結論,作業環境への投資はコスパより自分が気に入るかどうかを重視したほうが良さげ。